末期がんの完治メソッド

末期がんの完治メソッド【The Power of Immunity】〜免疫活性により進行胃がんに打ち勝った父の闘病レポート〜

01_酵素とは?

酵素とは?

体の中では、絶えずさまざまな化学反応がくり返し行われ、全身の約60兆個もの細胞の新陳代謝を促して、生命活動を生み出している。

 

その約60兆個の細胞の中には、それぞれの細胞の働きを決めている設計図=「DNA」が入っている。

さらにDNAの中には一つ一つの細かいパーツごとの設計図=「遺伝子」が書いてある。
人間のDNAには、なんと約2万2千個もの遺伝子が存在している。(DNAは遺伝子の集合体であり体全体の設計図)

 

そしてそれぞれの遺伝子によって各細胞の役割が決まり、適材適所の働きをする「触媒」が作られている。

その触媒こそが「酵素」

 

触媒とは、体内で行われる生命活動の、あらゆる化学反応を『仲介する役割』のこと。
化学反応というとわかりにくいが、栄養を取り入れて体を作るのにも、毒素や老廃物を排出して病気を治すのにも、見たり聞いたり歩いたりするのにも、体内の色々な成分が化学反応を起こして行われている。
この化学反応の“素”“スイッチ”になる『触媒』が、酵素の役割というわけだ。

 

ここで最も重要なのは、酵素は「生きている」(活性がある)ということだ。
この点が、たんぱく質や脂質など、外から取り入れる栄養素とは大きく違う。
ほかの栄養素は、いうなればすべて素材であり、生きてはいないものだ。

 

これは、家の建築に例えてみると、よくわかる。
炭水化物や脂質、たんぱく質といった栄養素は、木材や壁土などの「資材」に当たり、ビタミンやミネラル、ファイトケミカルといった補酵素は、金づちやのこぎりといった建築のための「道具」、そして酵素は「大工さん」ということになる。

 

つまり、資材や道具がすべてそろっても、生きて働く大工さんがいないと家は建たない。
この大工さんの役目を、酵素は人間をはじめ、すべての生物の体内で行っているのである。
しかも酵素は、大工は大工でも「宮大工」。
良い資材と道具=栄養素を瞬時に見分け、あらゆる栄養素を小分けにしたり、各器官に的確に運搬したりと、専門的に高度な技術を必要とする「要職」なのだ。

 

酵素は、人間の体内には3000〜4000種類、量としては何十兆と、ほとんど無尽蔵にあるといわれている。
一つの酵素は一つの働きしかしないため、これだけ膨大な種類があるわけだ。
専門分野に特化した職人たちが各器官で大勢働いているといったイメージだ。

 

消化酵素と代謝酵素

こうした体内酵素は、その働きによって大きく「消化酵素」と「代謝酵素」の二つに分けられる。
そして、これらの酵素の働きが、人間の生命活動のすべてを司っている。
人間の体内では、「消化酵素」によって消化・吸収された栄養素が、「代謝酵素」によって全身の機能を作り出す、という作業が延々とくり返されている。

 

消化

  • 食物の様々な成分を分解し、体内に吸収させるために小さく切り分ける。

代謝

  • 再生(新生)

    臓器や神経組織の入れ替わり。常に新しい細胞と入れ替わり古いものは捨てられる。(例:胃なら5日、皮膚なら28日、肝臓や筋肉なら60日で再生される)

  • 排泄

    再生のための重要なそうじ。排泄が悪いと毒素がたまりがんになる。

  • エネルギー

    運動、活動のため、消化吸収された栄養素を、各器官各細胞でエネルギーに変える。

  • 免疫

    毒素排泄が滞ったときや、外からの悪い侵入者をやっつけるときなどの防御機能。

  • 調整

    ホルモンバランスや神経の働きを調整。

 

これら、人間のすべての活動に欠かせないのが酵素。
つまり酵素がなければ、体を動かすことも、考えることも、食物を 消化・吸収することも、まばたきをすることすらできないのである。

 

 


 
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