末期がんの完治メソッド

末期がんの完治メソッド【The Power of Immunity】〜免疫活性により進行胃がんに打ち勝った父の闘病レポート〜

03_腸内育菌の食事と習慣

腸内育菌の食事と習慣

腸内の善玉菌を増やし、腸内環境をよくするための習慣。

 

和食中心の食事

腸内細菌は、世界の地域ごとにそのパターンやタイプが異なる。
例えば日本人なら、海藻類を分解する酵素を持っている腸内細菌が定着しているので、海藻類の栄養素を効果的に吸収できる。
逆に、牛乳(乳糖)の分解酵素をもっている日本人は少ないためお腹に合わない人が多い。
こういったことから、日本人の腸内細菌パターンに合った、和食がおすすめ。
和食には自然食材がバランスよく含まれているので、腸内細菌に様々なエサを届けることにもつながる。

 

発酵食品を摂る

納豆、みそ、キムチ、ぬか漬け…多種類の植物性素材を発酵させた発酵食品には、食材由来のビタミンやミネラルがバランス良く含まれている。
発酵食品は微生物多様性が大きいので、多様な菌をバランスよく取り込めることができる。
(限られた種類の補酵素を体に取り入れても、限られた種類の酵素しか活性化されない)

 

腸内細菌も、人間と同じようにアミノ酸やビタミン・ミネラルなど、多種多様な栄養素を必要としている。
そういった点で、腸内細菌を作るための条件を全て満たした理想的な食品が、日本古来の伝統の元に息づく「乳酸菌で植物を発酵させた発酵食品」。
その代表が「ぬか漬け」。
※市販の漬物のほとんどは添加物だらけなので漬物は手作りで。

 

良質な油脂を摂る

身体に悪い油と健康を促進する油にも掲載しているように、不要な油脂の過剰摂取により腸内環境が乱れている人が少なくない。
良質な油脂は細胞やホルモンの材料であるとともによい腸内環境づくりに役立つ。
オメガ3系脂肪酸の摂取は腸の潤滑剤になることで排便を促し、善玉菌の酵素を活発にする。

 

抗菌・滅菌しすぎない

ある程度の清潔さは必要ではあるものの、何でもかんでも抗菌抗菌!という環境には要注意。
腸内細菌はもちろん、肌の美と健康に重要な常在菌などもいなくなって、不健康につながる要因の一つとなる。
自然環境や日常生活の中で、多様な菌に触れる機会はあったほうがよい。
*マクロファージを活性化する『糖脂質(LPS)』も、植物や土に共生している菌由来の物質なので抗菌環境では減少してしまう

 

 

キーワードは「プロバイオティクスとプレバイオティクス」

腸内細菌の育菌の一つが、プロバイオティクスとプレバイオティクスの摂取。
*プロバイオティクスとプレバイオティクスについてはこちら参照

 

プロバイオティクス

「生きた状態で摂取すると、腸内の有用菌の繁殖を促進したり、有害菌の増殖を抑制したりして、健康に有利に働く細菌や酵母」と定義される。
乳酸菌、ケフィア菌、コッカス菌、納豆菌、酪酸菌などの生きた細菌や、発酵乳、乳酸菌飲料など。

 

プロバイオティクスを口から摂取すると、腸内の善玉菌であるビフィズス菌を増やし、ウェルシュ菌などの悪玉菌の増殖を抑え、腸内細菌のバランスを整えて腸内環境を改善するので、糞便中の腐敗産物が減少し、便臭も少なくなる。

 

ただし、摂取する人の体の腸内環境バランスとマッチすれば、よい効果が期待できる。
善玉菌の微生物にも多くの種類があり、腸の相性と、それぞれの酵素が持っている特性が異なるからである。
生まれた時の環境、その後の食生活、住環境、生活パターンや、誰と一緒に過ごすかなど、様々な影響を受けて独自の腸内細菌の構成を持つようになる。
私には私、あなたにはあなたの善玉菌が存在しているということ。
なので、効果があるかないかは人それぞれとなるのは仕方ない。
またプロバイオティクスは、腸との相性がよくてもそのまま定着することはなく、その多くは2〜3日で腸を通り過ぎていってしまうことが最近の研究でわかっている。

 

 

プレバイオティクス

「消化されにくい食品成分で、それを摂取すると、大腸に棲みついている有用菌=ビフィズス菌の増殖を促進する一方、ウェルシュ菌などの腸内有害菌の増殖を抑制し、その結果、腸内環境が改善され、健康に有利にはたらくもの」と定義される。
オリゴ糖、食物繊維など。
プロバイオティクスには相性や一過性という問題があるが、プレバイオティクスは自分自身の腸に住んでいる善玉菌を元気にし、酵素作りを促進するためのエサなので、誰でも一定以上の効果が期待できる。

 

 

腸内環境を悪化させる、悪い食生活ワースト6

 

  1. 加熱調理だけの食事

    食物酵素による事前消化がないので、消化酵素を作る負担が大きい。

  2. 食べ過ぎ

    過食は消化酵素のムダ使いのNo.1。ファスティングのすすめ

  3. 夜食を食べてすぐ寝る

    消化酵素が唯一休息を取ることができるのは睡眠時。

    睡眠時に消化がかぶると消化不良となり、腸内の腐敗を招く。

  4. 肉・魚・卵・乳製品のとり過ぎ

    高たんぱく・高脂肪の食物は消化に手間がかかる。

    日本人には乳製品を分解する消化酵素が少ない。

  5. 砂糖(ショ糖)のとり過ぎ

    ショ糖はとても消化の悪い物質。

    消化しきれないショ糖は悪玉菌や真菌の大好物。
    ちなみに脳が疲れたときなど糖が必要というが、脳がエネルギー源とするのは単糖であるブドウ糖や果糖(果物の糖)、短鎖脂肪酸のみ。

  6. 悪い油脂のとり過ぎ、油脂バランスの崩れ

    マーガリン、てんぷら油などは「トランス型油」という人工の飽和脂肪酸。細胞を酸化させる「活性酸素」を生み、人体内で処理できず細胞毒となる。

    α-リノレン酸を多く含む亜麻仁油、えごま油、DHA/EPAといった不飽和脂肪酸を含む脂質は腸内や血液をきれいにしてくれる良質な油(オメガ3)。
    ゴマ油、オリーブオイルもいいが摂りすぎには注意。

 

そのほか、お酒の飲みすぎや喫煙・睡眠不足、化学物質(薬、食品添加物)の摂取、冷え…といった現代人にありがちな生活習慣も、腸内の悪玉菌を優勢にし、腸内で腐敗が起こってしまうので要注意。
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腸内腐敗⇒悪玉菌の酵素によって新たな毒素が発生、活性酸素を生み出し、肝臓は新たな毒素の解毒に追われて疲弊し本来の機能が低下、脂肪の分解や栄養の吸収が滞り、血管を通って全身を巡るため、血管の病気や心疾患を招いたり、 さらに神経伝達物質を阻害して、脳の機能を低下させてしまうこともあり得る。

 

がん患者が避けるべき食べ物


 
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