末期がんの完治メソッド

末期がんの完治メソッド【The Power of Immunity】〜免疫活性により進行胃がんに打ち勝った父の闘病レポート〜

01_がんのエサはブドウ糖

がんのエサはブドウ糖

ブドウ糖は私たちの通常の食事の中から作られている。
ご飯やパンなどの炭水化物が体内の消化酵素によって細かく分解され、その消化酵素によって最も小さな分子になったもののひとつが「ブドウ糖」。
がん細胞はそのブドウ糖(グルコース)をエサにしている。

 

 

がん細胞は正常細胞の3〜8倍のブドウ糖を摂取する。

 

がん細胞は、正常細胞の「何倍ものブドウ糖」を取り入れなければ生きられない。
悪化したがん細胞であれば、それこそ「何十倍ものブドウ糖」を取り入れることを必要とする。

 

対して、正常な細胞はブドウ糖が無くても脂肪を燃焼させてエネルギーを産生でき、脂肪とたんぱく質とビタミンとミネラルがあれば細胞を増やし、体を正常に維持することができる。

 

つまり、ブドウ糖を絶てば、がん細胞だけを選択的に兵糧攻めにして死滅させることができるという理論になる。

 

 

脳のエネルギー源はブドウ糖だけ?

ところがブドウ糖は、脳をはじめ、筋肉などを正常に動かすための「全身のエネルギー源」として使われている。

 

中でも脳は、血液脳関門と言われる脳の検問で厳しいチェックを行ない、血液中の栄養素の中から「ブドウ糖のみ」をエネルギー栄養素として通す。
つまり脳の活動を維持するために、ブドウ糖は絶対に欠かせない唯一のエネルギー栄養素なのだ。
人体が消費するエネルギーの約20%を消費している脳は、ブドウ糖の供給がなくなると数分でその機能を失ってしまう。

 

…ということは、がん細胞の兵糧攻めのためにブドウ糖を絶つと、脳の機能が失われてしまうというとんでもない事態に陥ることになってしまう???

 

だが、その心配はいらない。

 

身体が飢餓状態になって体内のブドウ糖が枯渇したときに、 “ブドウ糖の代替エネルギー源” となる物質があるのだ。
それが、短鎖脂肪酸だ。
米国医学会では、「ブドウ糖より短鎖脂肪酸の方が脳にとって優れたエネルギー源である」という見解で統一されつつあるという。

×ブドウ糖は血糖値が上がる⇒インスリンが過剰分泌される⇒血糖値が低下し脳機能が低下する
×ブドウ糖を摂りすぎると、脳が糖質中毒になる
○短鎖脂肪酸は血糖値が上がらないので、インスリンが過剰分泌されることもない
○短鎖脂肪酸が脳エネルギーとなることで、脳が糖質中毒になることがない

 

しかも短鎖脂肪酸は、血液脳関門を通過するので、脳の悪性腫瘍、その他脳を起因とする疾患にも期待できるし、もちろん脳のエネルギー源にもなる優れものなのだ。

血液脳関門通過

 

*短鎖脂肪酸〜short-chain fatty acids〜

「脂肪酸」とは、油脂を構成する成分のひとつで、数個から数十個の「炭素」が鎖のようにつながった構造。
そのうち炭素の数が6個以下のものが『短鎖脂肪酸』と呼ばれる。
(酢酸、プロピオン酸、酪酸、蟻酸、吉草酸、カプロン酸など)
学術的な定義については、こちら(日本ビフィズス菌センター〔The Japan Bifidus Foundation〕)参照。

 

 

 


 
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