末期がんの完治メソッド

末期がんの完治メソッド【The Power of Immunity】〜免疫活性により進行胃がんに打ち勝った父の闘病レポート〜

家族の心得

  • 援助を申し出る 
  • 情報を持つ 
  • ニーズ(患者は何をしてほしいのか)をできるだけ明確にし、整理する
  • 何をすることができ、また何をしたいのかを決める
  • 実際的、そしてささいなことから始める
  • 過剰な援助をつつしむ
  • 患者の話に耳を傾けて、聞き役に徹する
  • 援助にほかの人を加える

 

家族ががんになると、患者はもちろん、家族みんなに様々な影響が出る。
イライラ・不安…精神的影響、治療費の負担・不安、患者がしていた家族内の役割の代わり…
患者が経過良好だと、家族も元気に。
逆に経過が思わしくないと、家族も沈みがちに。

 

このようにがんの経過を通して、家族にもさまざまな負担がかかる。
家族の20〜30%に強い不安・ゆううつがでる。
それは患者と同等か、それ以上であるという。

 

そして家族の精神状態は、患者の精神状態に「直接影響する」。
でも家族は、患者のことで精いっぱいで、自分の心についてまで考える余裕がない。
すると、患者を援助する立場から、「第2の患者」という立場へ変わってしまう。

 

 

患者をささえる家族のための6カ条

 

1:まずはがん情報をあつめる
…がん治療に正解は多くない。判断と見極めが肝心。

 

2:自分と家族が、どういう援助ができるか考える
…家族内で役割分担を上手に行う (それぞれの得意・不得意によって)
・踏み込んだ話担当 
・付き添い担当
・送迎や買い物担当 などなど
家族メンバーでお互いの負担を少なくし合うことが大事。

 

3:患者の言動の繰り返しや変化など、あらかじめ想定しておくこと…患者のつらさは家族にも100%はわからない。
辛い状態にあると、言うことすることコロコロ変わったり、毎日繰り返したり、怒ったり泣いたり、情緒不安定ということもしばしば。
あらかじめ、そういう変化や繰り返しがおこるものと想定しておく。
「辛抱強く気長に」を念頭において。

 

4:患者の要望をよく聞く
…患者の要望を完璧に理解するのはなかなか難しいので、とにかく、
?どんな気持ちでいるか
?何をどうしたいのか
?何がどうなったらいいと思っているのか
いろいろたずねてみることが大切。
そして、患者の頑張りに対する「ねぎらい」や「ほめ言葉」が、お互いのストレスを減らす効果がある。

 

5:患者の要望にそっているか、常に確認する
…家族は心配のあまり、自分なりのやり方で過剰に援助してしまいがちだが、そうした過剰援助は、患者の要望にそっていない、あるいは患者にとって快適ではないという可能性もある。
自分自身の価値観や考えの押し付けになっていないか、いつも振り返ってみるようにする。

 

6:家族も自分の生活を大切に
…自分のすべてを投げうって、患者を援助するだけの生活は、決して長続きしない。
家族も、援助のかたわら、自分のための楽しい時間をつくるようにするのは決して悪いことではない。
人の世話をするには、まず自分から。
自分のエネルギーを充電しながら、常に患者のよき援助者でいられるように努めることが大切。

 

1〜5は家族の がんばりどころ。
そして6のように、がんばりすぎないところ を大切に。

 

がんばりどころ

家族の存在が求められるとき。患者の気持ちが、
「このことは今伝えておきたい」
「あいつなら分かってくれると思う」
「なにもしてくれなくても、そばにいてくれればそれだけでいい」
という時、家族が患者と「一緒に在る」というがんばりどころ。(ときどきお休みしながら…)

 

がんばりすぎないところ

家族のありのままが一番。
「ほんとは優しくしてあげたいのに、できない…」
「縛られている感じがして、もういいかげんにして!って…」
がんばりすぎの疲弊に気をつけて。
家族自身の暮らしにも目を向けて、家族がありのままで良い状態でいることが 患者の一番の支えになる。

 

 

患者と話をするときの3原則

 

とにかく、患者の話をよく聞く

…大きくうなずきながら聞く。
何度もあいづちを打つ。
「うんうん」「なるほど!」「へえー!それで?」。
ときどき視線を合わせて、患者の目を見ながら話す。
込み入った話のときはメモをとりながら聞く。

 

とにかく、患者の話に同調する

…否定しないで、まずは「肯定」して、話の内容をあわせること。
さらに詳しく話してもらうよう、話のペースは患者に合わせる。
声の大きさも患者に合わせて。
笑顔には笑顔で、深刻な表情にはこちらも真剣な表情で、態度もあわせること。

 

とにかく返事を用意せず、白紙の状態で聞く

…「がんばってね」とさらに励ますのではなく、
「よくがんばってるね」「すごいね」
と相手の頑張りを認め、ねぎらい、言葉に出してほめる。
相手ががんと闘っていることを特に意識することなく、元気なころとなるべく同じように話す。
相手が黙ってしまったときには、こちらも話をやめて同じように黙ってみる。

 

 

積極的に聞くための5つのコツ

  1. うなずき効果
  2. あいづち効果
  3. 視線効果
  4. 質問効果
  5. メモ効果

 

 

家族の、看病ストレス対処のために

自分のストレスを打ち明けられる相談相手を見つけること。
自分ひとりで重荷を背負い込まない!

 

ストレス対処法
A:人とまじわる方法

カラオケ・おしゃべり・運動など 

 

B:人から離れる方法

読書・旅行・音楽・山歩き・買い物など

 

自分がAとBどちらなのかよく見極めて、実践する。

 

 

そして、「眠り」が何より大切。
究極のストレス解消法は「眠ること」…ぐっすり眠れれば、翌朝には心身ともにすっきりする。

 

ぬるめのお湯に半身浴、日中の適度な運動、森林浴、マッサージ、お腹や内腿に湯たんぽ…などなど色々な工夫によって快眠できればベスト。
眠るためのアルコールはむしろ「有害」なので×。

 

 

それから、悲しい時には思いっきり泣くといい。
大の大人が泣くのはみっともないと、ついつい我慢してしまいがちだが、感情的な涙は、ストレスを洗い流してくれる。(ただし、患者本人の前で泣くのは、患者が不安になる可能性があるので控えましょう)

 

 

 

患者も家族も「がぎぐげご」を減らし、「あいうえお」で生きよう

引用文献:抗ガン剤で殺される/船瀬俊介著

 

「心の世界、イメージの世界が明るく豊かになると、脳の働きが高まって、無限の活力がわいてきます。患者さんも、家族も、病気に勝つためには、体力も大切ですが、心の持ち方を明るく積極的にすることも大切です」

 

減らすもの

 

(が) がんばる

 

肩に力が入っています。
頸(くび)はスーッとさわやかに、下丹田(下腹部)に気力を充実。
いろいろなことが、うまくいきます。

 

(ぎ) 義理・義務

 

心が縛られてしまいます。
そのときできることをやる。
ずっと楽になります。

 

(ぐ) ぐちる

 

頭がヒートしてストレスから病気に・・・・・。
脳や体にアドレナリンが増え、血流も悪くなる。
答えの出ないことを考えるのは、もっとも心を痛めます。

 

(げ) 原理・原則

 

「こうあるべき」と断定的な考え方。
怒り、ストレスがたまる。
それぞれ、人の生き方がある。
まず相手を認めることから出発しましょう。

 

(ご) ごまかし

 

からだはいつも信号を送っている。
「これ以上食べないで」・・・・・など無視し、ごまかしていると病気になります。
自分の体に「どうだい調子は?」と聞いてみるゆとりを持ちたいものです。

 

 

増やすもの

 

(あ) あかるい・ありがたい

 

感謝の心をもつと、不思議なほど、心や体がとても心地よくなっています。
いつも「ありがとう」と心が言える人に・・・・・。

 

(い) いつくしむ

 

自分自身をいつくしむ。
「あんたはエライ」とホメてやる。
これが心の元気に必要なことです。

 

(う) うれしく

 

「あたりまえ」と思うより「あーうれしいな」と思えると、人生どんどんうれしくなって、どんどん良いことが増えていきます。

 

(え) エンジョイ

 

なにごとも楽しくやる。
楽しいと思えば仕事のなかにも、楽しいことはいっぱいあります。

 

(お) おおらか

 

くよくよしない。
せこせこしない。
小さなことにこだわらない。
そう考えると人生は明るくなっていきます。


 
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